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海外の交通事情(ハワイ編)

最初に行った(そして唯一のプライベート)海外はハワイでした。ハワイだと結構レンタカーを借りて移動される方も多いのではないでしょうか?あるいはパック旅行で旅行会社が運用している専用バスなどを利用されると思います。

僕らの場合、JTBのLOOK、ではなく当時Paretteというパックツアーがあり、それを利用して新婚旅行に生きました。LOOKの至れり尽くせりとは違い、基本的には航空運賃とホテル代だけのパックです。空港とホテルの間は送迎がありましたが、それ以外は全てオプション。なのでLOOKでは当然の専用バスも望むべくもなく・・・

僕らはマウイ島とオアフ島に滞在しました。

マウイ島では、かつてさとうきびを運んでいたという蒸気機関車を今は観光で走らせています。それに乗るために、まず現地ホテル協会(?)みたいなところが運営している無料バスを利用し、近くの駅まで行きました。幸か不幸かそのバスには日本人は僕と奥さんの二人だけしか乗っておらず、あとはみんな欧米人。運転手がなにか気の利いたジョークを飛ばしたようです。が、まわりの欧米人は爆笑しているものの僕らには理解できず、分かったふりをして一緒に笑いましたが、どうも日本、もしくは日本人ネタだったようです。笑ってよかったのかなぁ・・・車内はそんな感じで和気あいあいとした感じです。

駅に着きました。窓口で切符を購入します。うまく伝わるか心配です。その時は初めての海外でしたし、元々英語は大の苦手。ドキドキでしたが問題なく購入できました。

列車を引く蒸気機関車は日本のD51やC62のような大きくごつい奴ではなく、いろいろなWeb Siteでも言われているように、まさに「機関車トーマス」の世界!僕らが乗った時は、やはり同じ車内には日本人は他にいなくて僕らだけでした。乗車率は60%といったところでしょうか。

狭い路線をのんびり走る列車の窓からの風が心地良いです。小高い丘の上を走っているので、遠くに海も見えます。アロハシャツに身を包んだ車掌さんは観光ガイドを兼任していて、途中生ギター演奏 & 弾き語りでハワイの歌を唄ってくれます。

観光列車なので、車内の雰囲気ものんびりしたもの。僕らはラハイナ駅で降りました。降り際に「Bye-bye Japanise Friends!」と言ってくれました。

僕らの乗った列車の機関車が今来た道を引き返すため、転車台で向きを変えています。その間に乗ったのか、列車内にはパックツアー客とおぼしき大量の日本人観光客が。自前で切符を手配して乗ってよかった。せっかく海外に来ているので大量の日本人に囲まれるより、苦労してでも自分で切符を買って乗って方が良かったと思いました。

帰りはショッピングセンターが運営している(?)ホテル群へ行く無料バスを利用しました。こちらは日本人、欧米観光客、現地人入り乱れて満車でした。かなりすし詰めだったと記憶しています。

オアフではアラモアナショッピングセンターへ行くためにホテル近くのバス停から路線バスに乗りました。こちらの車内はまあ日本の路線バスと大差ありません。

今でも同じかどうかわかりませんが、降りる時は窓に沿って張られたひもを引くとベルが鳴って降りる意志を表示する仕組みでした。でも最初はそんなこと知らなかったので、どうやって降りる意思表示をするのかに戸惑いました。他のお客さんを観察してすぐに理解できましたけど。

僕らは「アラモアナ」というフレーズに反応してひもを引いてしまいましたが、どうやらショッピングセンターのひとつ前のバス停だったらしく、僕らの前に座っていた品の良いおばあさんが「No, Next Bus stop.」という感じで優しく教えてくれました。

総じてハワイの公共交通機関は安心して乗れるという印象でしたね。あー、またハワイへ行きたいなぁ・・・