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海外の交通事情(カナダ編)

初めて仕事で行った海外、それはカナダでした。かなりラッキーなことです。しかも時期も6月から2ヶ月。恐らく一番良い時期なのではないでしょうか。

最初に滞在したトロントでは公共の交通機関を利用することはありませんでした。いかにも北米の車社会といった感じで、片側何車線あるんだっていうハイウェイが整備されていました。

バンクーバーにはトロントより長く滞在していたので、バスや電車を使う機会が何度もありました。比較的空港に近い位置にあったホテルに滞在していたので、市街地までバスを利用しました。バスの中は日本とさほど違いはないものの、運転手さんが半ズボンだったのが印象的でした。しかも普段着ではなく制服のようでした。

市街地から電車に乗って、中心街から少し離れた所へ行ったりしました。バンクーバーの電車はスカイトレインという名の、コンピューター制御による無人電車だそうです。ちょっと高架を走るので、見晴らしが良く、だいたい乗るのはいつも休日の昼前後だったせいか、いつも空いている印象です。

僕はいつも1日フリーパスを購入して使っていました。フリーパスは駅やコンビニなどで購入できます。バンクーバーは電車、バス、そしてシーバスと呼ばれるフェリーもそのフリーパスで乗ることが出来ます。シーバスはバンクーバーの中心街から入り江の対岸までを十数分で結ぶ小さなフェリーです。対岸のウォーターフロント駅には小さなショッピングモールがあり、とてもカラフルだったのを覚えています。

英語がからっきしな初出張者の僕でもひとりで休日を過ごすことが出来るカナダ、バンクーバーはとてもいいところだと思います。

ちなみにこの出張中に二泊三日で訪れたアメリカのヒューストンでは公共の交通機関を利用することはありませんでした。アメリカは車社会ですね。レンタカーに同乗していて、ハイウェイで目の前のクルマが恐らく100キロを超える速度の中、いきなりスピンしたのを見た時にはヒヤッとしました。結構クルマは多かったものの、幸い片側4車線か5車線か、とにかくやたら広い道路だったので事なきを得ました。