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海外の交通事情（シンガポール編）

シンガポールにはもう何度行ったかわかりません。しかしシンガポールは本当に治安もよく、公共の交通機関も安心して利用出来ます。

まずタクシーに安心して乗れます。東南アジアにおいては物価の高いシンガポールにあっても日本より遥かに安い値段で利用できます。ひょっとしたら中には悪質な運転手もいるかも知れませんが、僕が乗ったタクシーは皆安全運転で、特にぼったくられるようなこともありませんでした。

シンガポールの市内はMRTという電車が走っています。チケットはカード式、タッチ式の自動改札です。通常の切符も1ドルのデポジットが徴収されます。つまり切符を購入する際は運賃プラス1ドル支払います。タッチ式なので下車後も切符は手元に残ります。それを券売機に戻してデポジットの返金を受けます。

また、The Singapore Tourist Pass（STP）というのもあります。1デイパス、2デイパス、3デイパスの3種類あり、それぞれ一日間乗り放題、二日間乗り放題、三日間乗り放題となります。このカードも発行日から5日以内に返却すればデポジット（10ドル）が返金されます。面白いことにこのフリーパス、フリー期間が過ぎてもお金をチャージすればSuicaと同じようにプリペイドカードとして使えます。僕もSTPを利用しますが、返却出来る窓口のある駅が限られていること、開いている曜日、時間も限られていること、窓口はいつも混んでいることなどから、返却せずに持ち帰ってしまいます。

The Singapore Tourist Pass

ホームは全て透明のドアで覆われており、ホームに転落する事故は、まず起こらないです。市街の中心部は地下を走っていますが、郊外は高架を走ります。ご存じの通りシンガポールはFine　Countryと呼ばれる位、素晴らしい（Fine）国ですが、同時に罰金（Fine）国家でもありますから、乗車時も注意に従わない場合、罰金が科されます。車内の飲食は罰金500ドル、車内の喫煙は罰金1,000ドル、可燃物の持ち込みは罰金5,000ドル、ドリアン持ち込み禁止、されどなぜか罰金が記載されていません。そんな訳で車内も非常にきれいで静かです。乗り継ぎもわかりやすいです。

駅の入り口にはこんな看板があります。

駅の改札。上の看板とは違う駅です。

MRTのホーム。事故防止のためにドアがあります。

No duriansが南国らしいです。

車内もきれいです。

バス網も整備されており、路線をきちんと理解していればどこにでもいけます。ただ、路線番号しか書かれていないバスも多く、行き先が分からないので僕はあまり利用しません。でもロンドンバス（2階建てのバス）の2階は眺めもよく、普通の路線バスながら観光バス気分を味わえます。ちなみにバスもSTPで乗車できます。

シンガポールにはセントーサという島があります。ここにはからレーザー光線を発する巨大なマーライオンがいます。また、残念ながら僕が最後にシンガポールへ行ったのは2009年ですので、その時点ではまだ完成していませんでしたが、2010年にはユニバーサル・スタジオ・シンガポールや大型カジノがオープンしています。ここへいく交通手段としては徒歩、クルマ、ロープウェイ、モノレールと、いろいろありますが、僕はモノレールで島へ渡りました。乗っている時間は短いですが、車内はきれいで快適です。

セントーサ島のモノレール

中はこんな感じ。

シンガポールにはもう一つ、マレー鉄道というのもありますが、残念ながら僕はまだ乗ったことがありません。電車で国境を越えるのってどんな感じなんでしょうね。