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海外の交通事情(オランダ編)

当時一緒に仕事をしていたアメリカ人とオランダへ出張に行った時は、初ヨーロッパにも関わらず、アムステルダムのスキポール空港からロッテルダムまで電車で来るよう言われました。

駅は空港に直結しており、ホームは地下にあります。ところが切符の買い方が分かりません。券売機もあるのですが、どうやって買って良いかわからず、アメリカ人が窓口へ行って、いろいろ聞いた結果、なんとか購入出来ました。

特に改札のようなものはなかったので、普通にホームへ行きました。Webで調べると、オランダに限らず、改札のないところにも切符に日付をスタンプする機械があって、それに通すみたいです。僕らはそれをしませんでしたが、途中で車掌さんに切符をチェックされた時も普通にスタンプが押されただけで特になにもありませんでした。でも国によっては日付のスタンプがないと切符の使い回しを疑われ、結構高額な罰金を取られることもあるそうですから、皆さんお気を付け下さい。

僕らが乗ったのは、なんという名なのか分かりませんが、特急のような感じでした。通勤列車とは違った雰囲気で、オランダの牧草地帯や風車を眺めながらの移動はのんびりとした良いものでした。

オランダでは普通に自転車を電車内に持ち込んでいます。それもばらして袋に入れて、なんていうのではなく、そこまで乗ってきてそのまま自転車と一緒に電車に乗る、って感じです。さすが自転車王国オランダだけのことはあります。

二階建ての列車も走っていて、二階席はとても見晴らしがいいのですが、二階席に乗った時に限って眠くて寝てしまうんですよね。

鉄道
二階建ての列車はこんな感じです。

ホーム
ホーム。ちょっと暗い。

鉄道
動物的なフロントフェイスの機関車。

一度バスで滞在している街からちょっと賑やかな隣の街まで行ったことがあります。僕らは始点から終点まで乗ったのですが、料金は前払いでした。ここでもどうやって払うのか、いくらなのか分からず、先のアメリカ人が運転手に聞いてくれてなんとか乗ることが出来ました。

車両によっては蛇腹で2両連結されているタイプもあったと思います。車内は途中から後ろの座席が一段高くなっていて見晴らしが良かったような気がします。僕らが乗ったその日は、たまにあるという無風状態の日で、風があれば夏でもさほど暑くないオランダなのですが、完全に風が止まると結構暑いんです。そんな日なのにエアコンが装備されていないのか、それとも日頃つける習慣がないためなのかは分かりませんが、とにかく冷房が入らず、やたらと暑かったです。他の乗客も手にした書類はらなにやらをうちわにしていましたから、暑いのは僕らだけではなかったんですね。ちなみにその街で常宿にしているホテルも、暖房はガンガン効きますが冷房は装備されておらず、普段はいいのですが無風の日は窓だけ開けても風が入ってこないので部屋の中はかなり暑いです。湿気が少ないのが幸いです。さすがに耐えきれず、ドアを開けて空気の通り道を作りましたが、ホテルでドアを全開にするのは防犯上もよろしくないでしょうし、他のお客さんにも迷惑ですね。

バス
2両連結タイプ。

アムステルダムやロッテルダムにはトラムという路面電車が走っています。乗ったような気もするんですが、よく覚えてないですね。確か回数券があったような気が・・・

トラム
トラム。いわゆる路面電車です。

オランダはとにもかくにも最初の乗り方がよくわからない、そんな感じでした。