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Zippo Collection(その1)

予告した通り、僕のZippoコレクションを紹介します。まずは歴代の普段使いから

以前も書きましたが、最初のZippoはしまいなくしてしまったため、現存する写真がありません。なので現存するものだけを紹介します。最初に紹介するのはスタンダードモデルの「230」です。

ヒンジがやられた230
普段使いその1です。今ヒンジがやられていて、お休み中。

230は何個目のZippoだったかは覚えていませんが、初代Zippo以降、最も使ったZippoのひとつです。そのためヒンジ部のピンが破損してしまい、現在はお休み中です。230って、どこかのモデルの復刻版だったと記憶しています。とにかく「復刻版」に脊髄反応して購入した記憶があります。Webで調べたところ、1937年に内ヒンジになったスクエアモデルをイメージして復刻されたモデルだとか。1985年から販売されているそうです。トップ部がフラットなのがこのモデルの最大の特徴です。書いていて思い出したのですが、大学生の時はこれをメインで使っていたような気がします。当時、フタを開ける、火を着ける、といった行為に対し、いろいろな定番アクションがあるじゃないですか、それを練習していたので、ヒンジ部に負担が掛かったんだと思います。だから外観は落とした時の傷やヘコミ以外は特に問題もなく、インサイドユニットも問題ありませんでした(そのため他のZippoにインサイドユニットをヨコドリされてしまうのですが・・・)ちなみにボトムの刻印は以下の通りです。

ZIPPO MFG CO BRADFORD. PA
ZIPPO I
PAT 2032695 MADE IN USA

今回この記事を書くに当たって手にしてみたところ、気のせいかも知れませんが、一番しっくり来ました。不安なく使える普段使いを購入したので、修理に出してみようと思います

続いては何度か写真で登場している二代目Windyです。

これもヒンジ部がヤバイWindy
紛失騒ぎのあったWindy

もうかれこれ10年以上使っているWindyです。その馴れ初めは「Zippo」をご参照下さい。こいつはついこの間まで使っていました。紛失騒ぎの後、普段使い用に別のZippoを購入したので今はちょっと休憩中です。このWindyは、なんて言うんですか、表面がクラッシック仕上げみたいな加工が施されていましたが、使い込んでいくうちに、その仕上げはほぼなくなりました(かろうじて一番影響の少ないボトムにのみ片鱗が残っていますが)。それどころか部分的には地金が見えてきています。それほど使い込んでいるということです。僕はWindy柄が好きで、他にももうひとつ持っています。また、このWindyを購入する前にも別のWindy柄のモデルを使っていました。Windy柄がなぜ好きかというと、その絵柄がZippoの機能を端的に表現しているからです。Zippoの「風に強い」という特徴が見た瞬間にわかります。それに加えていろいろなバリエーションがあり収集欲をかきたてられます。季節柄とかコスプレWindyモデルもいろいろあるじゃないですか?僕はコスプレ柄には興味が湧きませんが、とにかくWindy柄で「これは!」と思えるものがあると欲しくなってしまいます。こちらのボトム刻印は以下の通り。

K Zippo IX
BRADFORD,PA. MADE IN U.S.A.

そして今回普段使い用に1,500円で購入したのがこれです。

新品なので各部がカッチリしていて安心
安いけど安心して使えます。柄も気に入っています。

某ホームセンターで購入しました。そこはたまに限定版や変わったモデルが並んでいたりするので、普段使いに何かよさそうなものはないかと、ちょっと立ち寄った時に見つけました。ショーケースの中にはいろいろとよさそうなものがありましたが、普段使いには少々お高いものばかり。がんばって買おうか、それとももっと安くて気に入るものを探そうか迷っていると、ショーケースの上に1,500円のプライスタグがつけられ、山積みされているZippoたちが。どれも柄が安っぽく、「ひょっとしてイミテーション?」と思えるものばかりでしたが、そんな中にこれがありました。Windyとは違いますが、この女性柄、結構気に入り、購入即決です。

表面の仕上げは一般的なブラッシュドでもハイポリッシュでもない、いわゆる梨地仕上げっていう感じです。山積み商品はみんなこの仕上げでした。それが安っぽく感じる原因だったのでしょう。この表面仕上げは手が乾燥していると少々すべるのでフタの開け閉めはちょっとやりづらい時があります。絵柄はエッチングではないので、使っているうちに消えてしまいそうです。気に入っているだけになのが心配です。しかし新品はいいですね。お気に入りのWindyはいつヒンジ部が壊れるか心配しながら使っていましたが、そんな心配は無用だし、各部がカチッとしていて気持ちがいいです。フタの開閉音も摩擦音がなく、クリアです。もっとも、使い込んでいくうちに自分のフタの開け方でだんだんいろんなところが擦れてきて、音も変わっていくでしょう。でもそれはそれで自分のZippoになってきた証なんだと思います。

今回新品の普段使いができたので、230とWindyを修理に出し、スリムタイプと合せて4個のZippoをうまく使いまわしていこうと思います。